タトゥーをキレイに治す方法は?
1・タトゥーとは、基本的に“点状の傷”が付いたものである
●タトゥーとは、マシーンにしろ手彫りにしろ、皮膚に針を繰り返し刺すことで出来る“点状の傷の集合体”なのです。例えば転んだときに出来るすり傷のように、面で皮膚が削り取られるわけではないので、基本的に大量に出血することはありません。また、通常、点状の傷は48時間で閉鎖されるので、それ以降は出血することもありません。ちなみに、タトゥーのように傷口に色素が入っているものと、通常の傷口との治り方には差がないと考えてください。
2・身体にはもともと傷を自然に治す力がある!
●A図のように、きちんと真皮の浅い部分にタトゥーを入れていれば、傷付いたとしても身体は自力で治す力があり、浅い傷なら意外と簡単に治ってしまうのです。タトゥーに関わらず、すり傷などを負ってしまった場合、皮膚から半透明っぽい液体が出て来た経験があるでしょう。これは膿ではなく、これこそが浸出液と呼ばれる、まさに傷口を治そうと努力しているサイン。浸出液には白血球やリンパ球だけでなく、細胞の再生をうながす科学的伝達物質が含まれており、これがなければ皮膚は再生する力を失ってしまいます。
3・タトゥーのような浅い傷は“モイストヒーリング”で治すことをおすすめします!
●タトゥーの傷を治すためには、特別な薬による治療は必要ありません。なぜなら、先に書いたように身体には自分で傷を治そうとする力があるから。ただし、傷口を乾燥させるのではなく、適度な量のワセリンやグリセリンを塗って湿潤環境を保っておくことがおすすめです。通常、浅い傷はどんなに遅くても2週間以内には完治し、新しい皮膚が完成します。逆に2週間経ってもジクジクと浸出液が出ているような状態はおかしいと考えてください。タトゥーの傷以外にほかの原因があることも考えられるので、自己判断せず、すぐに皮膚科か形成外科で診断を受けましょう。
4・正常にタトゥーが治っているなら、抗生物質入りの軟膏は付けないほうが良い!
●抗生物質や軟膏は、あらゆる菌を殺す作用を持っています。同時に正常な細胞にもダメージを与えてしまい、傷の治癒を遅らせます。身体が元から持っている常在菌と呼ばれる菌群は、身体の抵抗力が落ちていない限り問題はありません。ですから、抗生物質を塗ったり飲んだりするよりも、真皮層を作り出すコラーゲンを錠剤で摂取したほうがよっぽど治りはキレイなのです。
5・血液を洗い流す程度のシャワーでOK!
●傷口に血が滲んでいる場合は、シャワーでキレイに洗い流しましょう。このとき注意することは、強い水圧のシャワーを使用しないこと。あまりに強い水圧のものだと、まれに色素が飛んでしまうことがあります。ただし、通常家庭で使用するシャワーなら心配はありません。また、血液がキレイに洗い流せればボディソープは使っても使わなくてもOK。施術後2、3日は傷口が熱を持っているので水や冷ためのぬるま湯で、傷口が落ちつく4、5日目からは血流を良くするために温水で洗うのが良いでしょう。
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